文学的なガウディ建築

ガウディは学生時代から文学には関心があったが文章を書くよりはビジュワルの表現を重視していた。
デッサン、挿絵、作図からはじまり建築までと繊細にして華麗な表現力は未だに右にでるものはいない。なぜだろうかと悩まされる。
セサール・マルティネールによるガウディの伝記を読んでいるとその理由が見えてくる気がしている。
一つは文学的建築の表現である。つまり物語性が建築の演出になっているということである。