グエル別邸のドラゴンの足
鍛鉄の足というより鉄板を巧妙に折り曲げて作っているようにさえ見えるドランゴの足。それにしても足の指の細さが気にかかる。
まるでサギの足指のように細長いことから力強さには欠けるが鋭さがある。このような表現を承知でガウディのデザインによる門扉の片開きの扉となっている。この足の下にはバラの花のようなレリーフが碁盤の目のように連続している。実はこのバラとドラゴンの足の組み合わせに興味が深まる。それがコードに繋がることに気がついてきた。
足指の付け根にギザギザの鉄板が貼られている。どんな意味があるのだろうか。しかもそばに針の付いた玉も置かれている、これは単なるか飾り、それとも何を想起させようとしているのか.??
ドラゴンとバラの関係は、カタルニア地方の神話に登場するがそれだけだけではないだろう。