サグラダ・ファミリア教会の謎

まだセサール・マルティネールの原書の転写と翻訳をしている。
今は156ページ目で調度サグラダ・ファミリア教会の彫刻と建築の関係を説明している。私が実測作図で気にしていた正方形から円に変わる所の解決で、ガウディ自ら地上15M以上のところに見晴し台を設置することにしたということをセサール・マルティネールに話しているという。しかもその下には天蓋と台座に座った使徒達の像が置かれている。

もし正方形で塔が作られていたらこの意匠的解決は見られなかっただろう。それともう一つどうして円に替える必要があったのだろうかという疑問である。